こんにちわ。設計の林です。

本日、社会福祉法人 野洲慈恵会 あやめの里様のデッキ工事完成いたしました。

 

初めは長年お使いになられていたウッドデッキのやりかえ依頼から始まりました。

木の落ち着きや、木の雰囲気は私も大好きですが、生の木ですと、まめに塗装のメンテナンスをしないと腐ってスカスカになる恐れもあります。

住宅でしたら、まめなご主人が休日にホームセンターで買ってきた塗料を塗ってDIY。

ということも楽しく過ごしながらできますが、

施設ですので、スタッフで仕事中にメンテナンスするのも大変ですし、ご利用者様に何かあっても大変。

そこで丈夫で安心な素材をテーマに、ウッドデッキからコンクリートデッキへ。

樹脂のウッドデッキという選択肢もありましたが、施設の外周をぐるり取り巻くデッキは広範囲なので、

コストのことも考え、コンクリートデッキをご提案させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンクリートは冷たい印象があるので、ポイントポイントでタイルのアクセントを入れたり、手すり下に温かみのある茶の砕石を入れました。

※茶の砕石部分は溝になっており、通路は(人が歩いても分からないくらいの緩い)傾きで雨が水溜りにならないように流れ込む設計。

そして、溝に流れ込んだ雨が、次に雨樋の桝に合流できるように穴の開いた鉄板を仕込みました(これだとジャリもこぼれ落ちないので)


 

 

 

 

シンプルですが、冷たいという印象ではなく、さわやかで清潔感ある印象に仕上がりました。

通路のコンクリートはご利用者様が雨でツルッと転倒しないように、刷毛引き仕上げ(ツルツルではなく、ざらついた仕上げ)にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通路のちょっと広がった空間は将来的に広間としてお使いできるようにホワイトタイルでデザイン。

BEFORE↓


 

 

 

 

 

 

 

 

 

AFTER↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜の開花シーズンにこちらにイスやテーブルを並べて、ゆったりお花見ができたらすてきだなぁと思っております。

通路のBEFORE↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AFTER↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶の砕石を入れたのは溝のままだと、ご利用者様が溝の段差でつまづかれる恐れもあるのでコンクリート部分とフラットになるように。

また、雨水を通せて、コストもリーズナブルな理由でご提案。

 

もう一箇所は中庭に菖蒲を育てられていた空間↓

BEFORE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AFTER

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じように廊下部分はコンクリートデッキに。

中庭部分は菖蒲を育てるところ(土部分)と育てずに中庭に下りて憩う場(グレーの砕石)に分けてみました。

もう既に草が生えておりますが、将来、土の部分に菖蒲が育ち、タイルやグレーの砕石部分でご利用者様がゆったりと日向ぼっこできればいいなと

施設長様はじめ、スタッフの方々とお話していました。

あやめの里様、本当にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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