ラジカル塗料とは？ – リファインスタッフブログ

通勤時、緊急事態宣言のため時差登校している高校生たちに追い抜かれながら、
体力の衰えを感じるリファイン草津ポコです。

こんにちは。

だんだん涼しくなり、外壁塗装に最適な季節になってきました。
気温、湿度ともに塗装にはちょうどいい時期ではありますが、
台風が来てしまうと、工事の予定も伸びてしまうのが困ったところです。

外壁の塗装材は、各メーカーから多種多様な商品が出回っていますが、
大きく分けると以下のようになります。

①アクリル系塗料
②ウレタン系塗料
③シリコン系塗料
④ハイブリットシリコン系(ラジカル)塗料
⑤フッ素系塗料

の順に価格が高くなり、対候年数も高くなります。

最近人気のラジカル塗料とは？

汎用塗料は紫外線、酸素、水などの影響で塗膜の中にラジカル（劣化因子）が発生します。
結合材として使用される樹脂の結合が、このラジカルにより破壊されることが塗膜劣化の原因となっています。

ラジカル塗料とは、この「ラジカル」の発生を可能な限り抑える効果があり、長期間塗膜の劣化を防ぐ塗料のことです。

このラジカル塗料が注目されている最も大きな理由が、広く普及しているシリコン系塗料と同程度の価格で耐久性にも優れているという点です。

さらに作業性が非常に高く、外壁材ごとに適した下地材を選べば、窯業系サイディングはもちろん、ガルバリウムなどの金属系の外壁材や、モルタルやコンクリートなど、種類を問わず塗装が行えます。

SK化研　プレミアムシリコン

「プレミアムシリコン」は、大手メーカー「エスケー化研」が製造販売する、上塗り用の水性ラジカル塗料です。

当店でも良く選ばれています。

プレミアムシリコンは、外壁塗装の最後の工程である『上塗り』に使用されます。

ラジカルコントロール技術

エスケープレミアムシリコンに導入している「ラジカルコントロール技術」は、塗膜内に発生するラジカルを独自のダブルシールドで抑えるとともに、わずかに発生したラジカルもラジカルキャッチャーが捕捉します。
さらに、超耐候形特殊ハイブリッドシリコン樹脂を採用しており、これまでのシリコン樹脂を超えるハイレベルな耐候性を発揮します。

この機能により、塗料の劣化スピードを抑えることができ、耐用年数の増加が期待できます。

塗り替え回数の目安（例）

メンテナンスコストがお得です。トリプルガード効果により紫外線（UV）や水等の劣化要因から建物を保護します。また、その塗膜は長持ちするため、塗り替え回数の軽減に寄与します。

※塗り替え年数は目安です。建物の立地条件、環境等によって異なります。また、塗り替えに関するコスト等は下地の劣化状況によっても異なります。詳しくはご相談ください。

仕上がりは、つややかになります。

特長

耐候性／耐久性
架橋による緻密かつ強靭な塗膜は、超耐久性、超耐候性を示すとともに耐水性、耐アルカリ性、耐薬品性に優れています。さらに、汎用塗料と比較して汚れにくい塗膜構造となっています。

仕上がり
特殊シリコン樹脂塗料の滑らか且つ肉持ち感のある塗膜は、光沢のある仕上がり性を示します。艶を抑えた仕上がりをご希望の場合は、エスケープレミアムシリコン半艶、3分艶、艶消しをご使用ください。
低汚染性
緻密な特殊シリコン樹脂の架橋塗膜は汚れを定着しにくくします。
防かび・防藻性
特殊設計により、かびや藻等の微生物汚染に対して強い抵抗性を示し、長期に亘り衛生的な環境を維持します。
作業性
隠ぺい性の高い塗膜とレオロジーコントロールによる塗り易い粘性を実現し、作業効率を向上させます。また、強溶剤と比較して臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。

プレミアムシリコンについてもっと詳しく知りたい方はSK化研HPへ↓↓↓
https://www.sk-kaken.co.jp/product/overcoat-materials/premium-silicone/

外壁塗装についてお考えの方は、どうぞ当店までご相談ください。

—————————–Refine Information———————————-