リフォーム前に必見！おしゃれで機能的なニッチを取り入れませんか？

こんにちは。リファイン近江八幡のたまいです。

みなさん『ニッチ』とは何かをご存じでしょうか。
ニッチとは、お家の壁の厚みを利用して、壁の一部を凹ませて、収納や飾り棚を作ることをいいます。見た目がおしゃれになることから人気が高く、新築やリフォームの際に採用される方が非常に多くなっています！

そもそも「壁を凹ませて大丈夫なの？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にニッチは構造上凹ませても問題ない場所を確認の上作られるので安心してください。なので、断熱材が仕込まれている外壁沿いの壁や薄壁部分、構造筋交いのある壁には基本的にはニッチは設けることはできません。

-目次-

＊ニッチのメリット
 ＊ニッチを設置する時の鉄則
 ＊ニッチの活用アイデア～当社施工事例あり～
＊まとめ

ニッチのメリット

●スペースを有効活用できる
●収納棚等を設けることなく収納・飾りスペースを設けられる
●出っ張りがないので見た目がスッキリ
●空間が狭くならない
●見た目がおしゃれでお部屋のアクセントになる

ニッチを作ることで、ただの壁だった場所を有効活用できます。本来何もない場所に小物を飾るには、棚などを置く必要がありますが、ニッチがあれば棚を置く必要がありません。壁からの出っ張りがないのですっきりとした見た目になりますし、棚を置かないぶんお部屋を広く使える点も魅力的です。またニッチを設けることで、インテリアのアクセントになるのも嬉しいポイントです。

ニッチを設置する時の鉄則

★用途を明確にする
ニッチを作るときに大切なのが、どのようなものを置きたいのかを事前に明確にしておくことです。なんとなくおしゃれだからとニッチを作ると、「何を飾ろう……」と悩んでしまい、何も飾らないとかえって見た目が悪くなりかねません。また、掃除の手間が増えることも考えて、本当に必要な場所に必要な数だけ作るようにしましょう。

★用途に合ったサイズ・奥行で作る
ニッチのサイズや奥行きは、ニッチに置くものに合わせて決定しましょう。だいたいこのくらいの大きさでいいかなとニッチを作ると、「置きたいものが入らなかった……」と失敗する可能性も考えられるので注意してください。ニッチの奥行きは10cm程度が基本ですが、キッチンの腰高などの構造や強度に影響のない場所であれば、10cm以上の奥行きのあるニッチを作ることも可能です。

★むやみやたらに作らない
おしゃれな空間を演出できるニッチですが、数が多すぎると室内がごちゃごちゃした印象になってしまうので要注意です！バランスが悪くならないように、ニッチの位置やサイズを検討してみてください。また、ニッチを作るには壁を凹ませる費用も発生しますので、後悔のないように本当に必要な分だけ設置しましょう。

ニッチの活用アイデア～当社施工事例あり～

■玄関・廊下
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜当社施工事例＞
玄関は家の顔とも言われますので、季節に合わせて小物を飾ったりするだけでも一気におしゃれな空間になります。ニッチの中に照明を入れることで高級感を演出できます。また、玄関まわりのニッチは家や車の鍵を置くのに使われる方も多くおられます。鍵の置き場が固定化され鍵の紛失や持ち忘れを防げます。

■トイレ
　　　　　　　　　　　　　　　　＜当社施工事例＞
トイレはそれほど広い空間ではないため、ニッチを使うと効率的な収納場所を確保できます。
収納棚は欲しいけどこれ以上スペースを削られたくないといった方におすすめです。見える収納ですが、専用のスペースとして設けることでオシャレに見えます。トイレットペーパー以外にも、インテリア小物を飾ったりするのもおすすめですし、扉を付けて掃除用具などを収納できるようにするのもいいでしょう。

■LDK
リモコン関係の機器を一か所に集約させたリモコンニッチは、壁面にたくさん設置するとごちゃごちゃして見えるリモコン類をスッキリまとめることができます。さらに、リモコン類だけでなく手紙や本などを入れて置けるマガジンラックや小物の飾りスペースを一緒につけることで、リモコンのインパクトが和らぎ、よりオシャレに見せることもできます。

■キッチン
　＜当社施工事例＞
キッチンの手元を隠すために腰壁を付けられる方は多いと思いますが、そのキッチン側のスペースを有効活用することで、スパイスニッチを設置することもできます。調味料などの収納スペースを確保することで、キッチンの上を広々と使えるだけでなく、ダイニング側からは見えないので、使いやすいように好きなものを好きなように収納でき、空間を有効活用できます。