こんにちは。リファイン近江八幡のたまいです。
７月も半ばとなり、暑さで夜も寝苦しくなってきましたね…。
わが家はついに朝までエアコンをかけっぱなしにするようになりました。
電気代が気になる季節ですが、皆さんも熱中症にはお気を付けくださいね。
さて、皆さんは『下がり天井』をご存じですか？
最近おしゃれハウスでよく目にする『下がり天井』ですが、仕切りのない室内で天井の一部分を意図的に下げる工法を指しています。折り下げ天井とも言われ、特に広さのあるLDKに採用されることが多く、キッチン側の天井を木目の下がり天井にされることが多いです。
下がり天井を取り入れる意図は、戸建の場合は、デザインの一部として取り入れることがほとんどですが、マンションの場合は、梁やダクトスペースをきれいに隠すための構造上の理由で取り入れることが多くあります。
施工事例↓
パッと写真を見た際に、木目調の天井に目がいきませんか？
天井の一部を替えるだけで、こんなにも高級感やおしゃれ感が生まれるんです！
それだけでなく、LDKに壁や間仕切りがなくても、キッチン側を下がり天井にすることで、空間を緩やかにゾーン分けできメリハリが生まれたり、ワンフロアの中で高さの異なる部分を作ることで奥行きが出て、部屋全体が広く感じられるといったメリットがあります。
もちろん設置するには、標準工事にプラスで天井を折り下げる施工費用が掛かったり、元々の天井高が標準(2400㎜)より低い場合やあまり広さのない空間では、かえって窮屈さや圧迫感が出る場合があるので注意は必要です。
しかし、キッチン以外にも寝室や窓まわりに設置するのもおすすめです。
人は天井の低い空間に落ち着きを感じる効果があるため、リラックス空間を作ることができたり、窓際に下がり天井を作ることで視線が外に向き、空間が広く感じさせる効果や部屋が長く見える効果もあります。
また、下がり天井と言えば木目のイメージが強いですが、最近はモルタル調のグレーや白色を取り入れるのも人気です。床や壁の色味、家具のテイスト、作りたいお部屋の雰囲気に合わせて計画されるのがおすすめです。
私は個人的に濃いめのグレーがスタイリッシュで好きです！
お部屋のアクセントにいかがでしょうか。
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