台風一過、ちょっと肌寒いと思ったら、
今日は、木枯らし1号が吹いたそうですよ。
皆さん、お元気ですか~??
風邪っぴきの、こうほう@まっちゃんです~(汗)
喉がヒリヒリで、おしゃべり禁止という・・・
辛い日々です~(涙)
さて、当社のお得意様に送付している季刊紙があります。
その名も「リファインくらぶ」という紙面ですが、
もう、随分長く発行しています。
カラー版になって5年ほどですが、それ以前から、
「滋賀の建物探訪」というテーマで、毎回、
滋賀の様々な建物をカラーで紹介してきました。
古いお寺もあれば、明治以降の近代建築もあります。
今回は、滋賀大学経済学部の講堂を紹介しました。
彦根城のそばに、滋賀大学経済学部があるのですが、
その校門のすぐ横に、この建物が建っています。
前身の、彦根商業高等学校の大講堂として、1924年、
文部省の日本人技師により設計されたそうです。
桟瓦葺き、切り妻作り。
上下階で連続性のある矩形窓を側面に配置。
木造二階建てで、平屋建ての大教室が接続しています。
耐震性が不安ということで、中は見学できませんが、
窓ガラス越しに、撮ってみました。
以前、ここで落語会があって来たことがあるのですが、
中央に(写真の右手奥)ステージがあります。
大教室へ続く廊下。
これも、ガラス越しに撮影。
趣がありますね。
南側です。
外装ほぼ全体を下見板貼り。
講堂の妻面に、柱型付玄関を設置(最初の写真)
南北両面に三つの半円形ドーマーウインドー風の換気口と、
屋根の上に、換気用のドーム屋根の小塔が設けられています。
屋根は当初、石綿平瓦だったのを。1943年に、
近江八幡の地場産業である桟瓦に葺き替えたそうです。
東側からの遠景。
2001年(平成13年)に、国の登録有形文化財に。
白ペンキ塗りの壁面にアクセントカラーとして、
淡い淡緑色を縁取りしてます。
公開中の映画「君の腎臓を食べたい」では、
この建物の外観をロケで使っているそうですよ。
(内部は、豊郷小学校の教室を使ってるらしい)
・・・まだ公開しているかな?
県内の近代建築もいろいろありますね。
この講堂、耐震工事をされるんでしょうか~
公的な建物やし、あっさり壊したりしません??
皆さんの住まいは大丈夫ですか??
耐震性があるかどうか、耐震診断もさせていただきますよ。
ご心配な方は、ぜひ、ご相談ください。