2月です。
今日は、節分。豆まきの日ですよ~
そして・・・恵方巻きの日
みなさんのお宅でも、丸かぶってますか~~?
巻き寿司より、ビールの、こうほう@まっちゃんです~
さて、先日、どうしても見たい映画があって京都まで行ってきました。
上映しているところは、立誠シネマ・・・えっ、どこ???
検索すると・・・・今は閉校になった、旧立誠小学校。
その教室を使ってシアターが運営されているんです → こちら
そして、その、旧立誠小学校の場所が、なんと、京都きっての歓楽街、
四条河原町と先斗町の間、木屋町通りに流れる、高瀬川沿いにあるんです。
高瀬川は、江戸時代初期に角倉了以・素庵父子によって、
京都の中心部と伏見を結ぶために、物流用に開削された運河です。
森鴎外の小説「高瀬舟」にも登場するし、なにより、この周辺は、
勤王の志士が活躍した地域で、幕末の史跡が多くのこるところ。
そこに、平成4年に閉校した旧立誠小学校の校舎がのこってるんですね。
今は、地域のコミュニティスペースとして活用されているようです。→ こちら
昭和3年竣工の鉄筋コンクリートの校舎。
設計は、京都市の営繕課。施工業者はわかりません。
でも、なかなか意匠を凝らした外観です。
高瀬川。木屋町通りから、高瀬川に架かる橋を渡って校舎に入ります。
アーチ型、白いドアがおしゃれな玄関。
懐かしい、油拭きのにおいが漂う廊下
昇降口。運動場ものこってます
ほけんしつ、と書かれたドア。
趣ある扉ですね~
階段の踊り場にある窓。
窓の向こうに、運動場。
その向こうに、居酒屋やバーなどが入った、
歓楽街の建物が・・・
立誠シネマのシアターは、3階の教室を利用。
廊下に赤いじゅうたん敷きの通路を設置。
柱に続く天井部分、アーチの形が個性的ですね
シアター内の写真は撮れなかったのですが、
黒い暗幕を利用して、客席が28席という小さなシアター。
黒板ではなく、スクリーンを正面に、
カンテラのような電燈がいくつもついた、
めっちゃ、趣のある?シアターでした~
閉校した学校の校舎を活用しているところは、
全国的にもいくつもあるようですね。
耐震性など問題はあるのでしょうけど、
建物を大切にするという気持ちは、大切ですね~
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