4月になりました~
と言いながら、まだまだ、寒いですね!
ババシャツとなかなかさよならできない、こうほう@まっちゃんです~
例年なら、もっと早く届きそうな桜前線も、なかなか北上しませんね。
ずっと花冷え状態です。
来週あたりは、町がピンクに染まってくれるかな?
さて、先日、湖国に春を告げるお祭りをのぞてきました。
大震災の後ということで、いつもより自粛ムードの中、
近江八幡の左義長祭は、ほぼ例年通りに開催されました。
八幡山のふもと、日牟礼神社に13基の左義長が揃います。
このお祭りは元来、安土城下で行われていたもので、
城主の織田信長自らも踊り出たとか伝えられています。
織田信長亡き後、八幡城下に移住してきた人々が、
近江八幡で始めたのが、現代に伝えられたのだとか。
赤紙や左義長を担ぐ「踊子」さんたちが化粧して
女ものの下駄を履いていたり、女物の長襦袢を着用したり、
髪を染めたり、けっこう今時?な衣装です。
信長の派手好みからとか、諸説はありますが、
この祭りのために実家に戻ってくる若者がいるし、
アマチュアカメラマンも大勢やってくる大きなお祭りですね
左義長には、「ダシ」とよばれる作り物を乗せます。
これは、町内の人々の手作りによって、
主に、その年の干支に因んだ物を、黒豆、小豆、胡麻、昆布、
するめ、鰹節等の食材で作ります。
今年は、ウサギ・・・
ダシのコンクールがあるので、各町内、
費用を惜しまず、時間をかけ、趣向を凝らして作るそうですよ。
翌日、13基の左義長は、町内を練り歩いたあと、
日牟礼神社で、「組合せ」(左義長のけんか)を行います。
ぶつかり合いをするんで、けっこう、ボロボロになったり。
そして夜の8時から、それぞれ順次奉火されます~
そう、燃えてしまうんですね。
国選択の無形民俗文化財。
人々の世界平和への思いをこめてダシが作られ、
無病息災、家内安全、鎮護国家、五穀豊穣・・・
人々の願いをこめた、お祭り。
近江八幡の日牟礼神社では、今月、また奉火があります。
今度は、八幡祭。4月14日、15日。
大きなヨシでできた松明が燃やされるそうです。
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