きゅうたです。
前回に続き、ちょっとマジメなお話を。。
毎年この時期になると流行るのが、インフルエンザ
そして、アレルギーを持つ人が増えて、健康が脅かされている昨今。
最近住宅関連において、自然に回帰した建築素材や機能性を重視した素材が見直されています。
そんな素材の中で自然素材のひとつ、漆喰(しっくい)が持つ驚くべき効用が、先日の新聞に載っていましたのでご紹介します。
インフルエンザに対抗できる薬として、よく耳にされるのが「タミフル」。しかし、その「タミフル」が効かない耐性ウイルスも発見され、さらに、高病原性鳥インフルエンザが変異した新型インフルエンザが発生する不安感があります。
事前に予防するのが一番なんですが、基本的には、
①ワクチンの接種
②人ごみを避ける
③手洗い、うがい、マスクの着用
④室内を適度な温・湿度に保つための対策などの住環境に配慮する
etc
ところで、高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、鶏舎などに白い粉が撒かれます。この白い粉の散布は、農林水産省が通達して行われている消毒方法で、その正体が「消石灰」(水酸化カルシウムCa(OH)₂)です。実は、その消石灰が主原料となっているのが、塗り素材の「漆喰」。昔の家に行くと、よく白い壁みたいのが見られると思いますが、まさにそれです。
漆喰は、消石灰に海草のりやスサ(細かくした麻の繊維など)を混ぜて水で練ったもので、消石灰が持つ抗菌、調湿、消臭などの機能に優れています。
家で何もしなくても、知らない間に漆喰がそれらの効能を発揮して人の健康を守っていたんですね~もちろん漆喰に限らず、昔ながらの家には様々な効能を持っています。
昔の家は、ひとつひとつ手の込んだことがいっぱいある分、その地域の気候などに合った家が建っているんですねぇ!!考えた人はすごい
今は、空気清浄機など、さまざまな最新の商品が出ていますが、今一度、日本建築を見直して良いところを取り入れた住宅環境を整えてみるというのはいかがでしょうか?
かなり固い文章になりましたので、最後に最近のきゅうたは。。
枝豆食べる??
いりません。
そんな会話が成立する場面でした
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