こんにちは。リファイン近江八幡のたまいです。

雨続きの梅雨の時期、猛暑の夏の時期、外に出るのもおっくうになりますよね…。
そんな時期こそ、おうち時間を上手に使って「暮らしを整えるチャンス」です!

とは言えど・・・・
「片付けたいけど、どこから手をつけていいか分からない…」
「何度片付けても、気づけばまた散らかってる…」
ということはないですか。そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが、誰でもすぐに実践できる整理整頓の“基本ルール”に則った整理収納術です。今回はそんな「片付けのコツ」をご紹介します!

まずは知っておきたい!「整理」と「収納」の違い

多くの方がやりがちなのが、「モノをとりあえず箱にしまう」「見えなくしたら片付いた気がする」という行動です。でも、これでは根本的な解決にはなりません。まず大切なのは、「整理」と「収納」を分けて考えることです。
■ 「整理」とは? → 不要なモノを取り除くこと
■ 「収納」とは? → 使うモノを、使いやすく収めること

つまり、まずは「要る・要らない」をしっかり分けてから、「どうしまうか」を考えるのが正しい順序です。これができていないと、何度片付けてもリバウンドしてしまいます。

「整理収納の5ステップ」

では、実際に整理収納をどのように進めていったらよいかを、5つのステップに分けてご紹介します!

【STEP1】全部出す:まずは“見える化”からスタート!
対象エリア(引き出し、収納棚など)からモノをすべて出すことからスタート。
これにより、
「何がどれだけあるのか」
「同じものを複数もっていないか」
などが、はっきりと“見える化”されます。

※一気に全部の引出しを出してしまうのではなく、今日はキッチンの引出し、明日は洗面所の収納棚と言ったように、“今日はこの引き出しだけ”など、エリアを小さく区切るのが成功のコツです!

【STEP2】不必要なモノを取り除く
STEP1で出したものを必要/不必要なモノに分類します。
例えば、文房具収納の中に紛れているリップや爪切りなど、必要なものだけど居場所が違うものも対象です。

【STEP3】使用頻度別で分ける
必要なものが残ったら、そのモノたちを更に使用目的や使用時期、使用頻度別に次の4つに分けます。
1: 毎日使うモノ、よく使うモノ (例:箸・お気に入りの服)
2: 週〇回~年に1回使うモノ(例:シーズン服、クリスマスツリー、ミシン)
3: ただ持っているだけのモノ、使う予定のないモノ (例:物置の奥の奥などにあるモノ)
4: 壊れている・破棄を待つのみのモノ=ゴミ (例:かけたお皿、敗れた靴下)

※基本的に3・4に分類されたものは手放しましょう。
なお、使っていないけど思い出があるモノや思い出の品は、別で取っておいてもよいです。

【STEP4】種類ごとにまとめる
残すものが決まったら、次は「使い方」や「使う場所」に応じてグループ化しましょう。
例えば、
・洋服なら、「仕事用/休日用」や人別に分ける
・書類なら、「保険関係」「住宅関係(取扱説明書等)」「学校書類」などカテゴリーで分ける

ここできちんと分類する事で、「どこに収納するか」が自然と決まってきます。また、分類がしっかりできていると、「探し物が減る」「家族とモノの共有がしやすくなる」「戻す習慣が自然と身に付く」効果が生まれ、暮らしの中の小さなストレスを大きく減らすことができます。

【STEP5】収納する
種類ごとに分類できたら、いよいいよ収納です!
ポイントは、「使う人が使いやすい」配置にすることです。
収納を考える上での基本ルールは、以下の3つを意識すると良いでしょう。


①使用頻度で収納場所を決める
目の高さから腰の高さの範囲は、最も使いやすい収納スペース=”黄金ゾーン”と言われています。使用頻度順に中(黄金ゾーン)→下→上の順に場所を決めていきましょう。


※使用頻度が低いストック品でも重いものは、上に置くのは危険なため下のエリアに置きましょう。


②グルーピング収納
分類で分けたグループを、「1アクション」で出し入れできる単位に収納します。同じ用途のものをまとめて収納する事で、管理しやすくなるだけでなく、動作アクションの時短やストレス軽減にも。
例えば:
・お茶セット(急須・茶葉・湯呑):トレーにひとまとめ
・保育園セット(通園帽子・カバン・手拭きタオル):子どもの手の届きやすい下の方に
・イベントセット(クリスマスツリー・オーナメント・クリスマスグッズ):袋や箱にひとまとめに


③ラベリングで”誰でも戻せる”収納に
モノの定位置を決め、ラベルシールなどで収納の中身を分かりやすく表示しておく。モノの住所を決めることで、自分だけでなく他の家族も管理しやすくなります。
ポイント:
・大きく・はっきりした文字で
・子どもが使う場所はイラストや色分けでも効果的
・文字は「モノの名前」より「行動ベース」でも◎(例:「返却BOX」「お支度セット」)
※モノの住所は、家族の使い勝手の良さやこどもの成長など、家庭環境の変化に合わせて見直していくのがおすすめです。

収納は「見せる収納」より「戻しやすい収納」が大切です。
一度しっかりとモノの配置を考えることで、日々の暮らしの“ムダな動き”を減らし、家事効率もアップします。

子どもと一緒にできる「ゲーム感覚」お片付け

外に遊びに行けず、家の中にこもりきりになると、子どもたちも退屈しますよね。
気づけば家の中は散らかって、親もイライラ…
そんな時は、整理整頓を「ゲーム感覚」で一緒に行うのがおすすめです!
特に子どもにとっては、“命令される”片付けより、“遊び”として取り組む方がやる気がぐんとアップします。

家族みんなで盛り上がれる「整理チャレンジ」のアイデアを3つご紹介します。


①タイムアタック「10分でどこまでキレイにできる?」
こんな時におすすめ:
✔リビングのテーブルまわり、おもちゃ棚、玄関が散らかっている
✔だらだら片づけが進まないとき

ルール:
・片づけるエリアを決める(例:リビングのおもちゃコーナー)
・キッチンタイマーやスマホを使い、「10分間で何個戻せるか?」を競う
・数えた個数をホワイトボードや紙に記録して、家族でランキング!

楽しさのポイント:
・タイム制限があることで「遊び感覚」でスピードアップ
・音楽をかけるとテンションUP!
・週ごとにチャンピオンを決めて表彰するのも◎


②整理探偵「いる?いらない?ミッション」
こんな時におすすめ:
✔リビングや子供部屋にモノがあふれてきた
✔子どもに“整理”の判断力を育てたいとき

ルール:
・「いる」「いらない」「迷っている」の3つの箱を用意
・子どもに「このおもちゃ、今使っている?また使いたい?」と質問
・「いらない」と判断できたらスタンプをゲット!(◯個でご褒美OK)
・「迷っている」ものは1週間保留箱に入れておき、1週間後に再度「いる」「いらない」を決める

楽しさのポイント:
・自分で考える力がつく
・“捨てる”ではなく“選ぶ”感覚を育てられる
※処分するものは「寄付」「リサイクル」「フリマ出品」など次の行き先も一緒に考えると、モノを大切にする意識も育ちます。


③お片付けビンゴ「5マス達成でご褒美!」
こんな時におすすめ:
✔リビングや子供部屋が散らかっているとき
✔子どもに整理習慣を身につけさせたいとき

ルール:
・ビンゴカードを用意し(手書きでOK)、次のようなお題を書いておく
「靴下をペアにしてしまおう」
「いらないプリントを3枚捨てよう」
「自分の机の上を3分だけ片付けよう」
「絵本を大きさ順に並べよう」
・達成するごとに〇をつけて、5マス並んだら「今日のビンゴ達成!」
・ビンゴ達成ごとにご褒美GET
※ご褒美はお菓子やシールでもいいですし、「好きなテレビ10分延長」などの時間報酬も効果的です。

楽しさポイント:
・ゲーム感覚で子どものやる気アップにつながる
・整理習慣が身に付く
・「分類→収納」まで身に付くようになる

子どもにとっても、大人が指示するだけでなく、自分で楽しみながら参加できることが大切です。「雨の日=退屈」から「雨の日=片づけゲームの日」に変えてみてはいかがでしょうか?

まとめ

おうち時間が増える梅雨・猛暑の時期こそ、家の中を見直すベストタイミングです。モノが減れば、探し物も減り、掃除もしやすくなり、心も軽くなります。そして何より、家が整うと、家族みんなが心地よく暮らせる空間になります。一気にやってしまおうとせず、1日1か所から、ゆるく無理のない整理収納を始めてみませんか。

当店では、収納を考えたリフォームも提案しております。お気軽にご相談ください。

—————————–Refine Information———————————-

***お問い合わせ***

リファイン守山

守山市守山3丁目2-33
TEL:0120-077-528

✆リファイン守山に電話する

※電話発信ボタンを3回以上タップしますと誤発信防止の表示がされます。
お電話される際は「通話を許可」または「許可する」をお選びください。

リファイン草津

草津市野村2丁目10-26
ホワイトビル1階A
TEL:0120-115-932

✆リファイン草津に電話する

※電話発信ボタンを3回以上タップしますと誤発信防止の表示がされます。
お電話される際は「通話を許可」または「許可する」をお選びください。

リファイン近江八幡

近江八幡市鷹飼町北3丁目7-9
ルミナスB.L.D 1階
TEL:0120-39-8735

✆リファイン近江八幡に電話する

※電話発信ボタンを3回以上タップしますと誤発信防止の表示がされます。
お電話される際は「通話を許可」または「許可する」をお選びください。