お久しぶりで~す
GWでますますお腹まわりが成熟した?こうほう@まっちゃんです
さてさて、みなさん。
今、西国三十三箇所の観音霊場が、去年の秋から2年にわたって、
次々とご本尊をご開帳されているのをご存知でしょうか?
滋賀県内には、6箇所の霊場があるのですが、(→こちら)
先日、その中のひとつ、竹生島へ行ってきました。
西国三十番目の札所です。(→こちら)
神がやどり、天女が舞い降りた神秘とロマンの島と形容されるほど、神秘的な信仰の島で、白装束に菅傘という”正装”した人々が、多く訪れています。
もちろん、私のようにフツウに観光目的で訪れる人も多いですけどね。
竹生島宝厳寺、明治以降の神仏分離命令などで紆余曲折あったお寺ですが、廃寺は免れ、再建された本堂 (↑画像)にはご本尊の弁財天が祀られています。
弁才天は七福神の一人として、「弁天さん」として、民衆の信仰を集めてきました。人の穢れを払い「富貴・名誉・福寿」「愛嬌縁結びの徳」「子孫」を恵む神であり、「音楽・智恵・財物」の神として吉祥天とともに広く信仰された女神です
竹生島の弁天さんは、江ノ島、宮島、と並ぶ日本三弁才天の一つで、
最古ということで、「大」がついて、「大弁才天」と呼ばれていますよ。
そして、今回ご開帳となった、秘仏の千手観世音菩薩は、
本堂の下にある、観音堂に安置されています。
桃山時代の代表的遺稿である豊国廟の唐門です。国宝ですね。
豊臣秀吉との関係も強くて、この奥にある観音堂(重要文化財)とともに、
慶長七年(1602)に、太閤の遺命により移築されたものです。
奥に、船廊下が続くのですが、斜面に立てられているので下から見ると、
ちょうど、清水寺の舞台のようになっています。
観音堂では、靴を脱いで、帽子をとって、内陣に入ります。
参拝するところに、『撫で五鈷』 というのが置いてあり、
観音様の指先に結ばれた紐がこれににつながれていました。
この五鈷に触れることで観音様の指に触れていることになるそうです。
手を合わせ、『撫で五鈷』を、しっかりなでてきましたよ
ご開帳は、5月いっぱい。
来年も、5月1日から30日までご開帳されます~
竹生島への行き方は、長浜港、彦根港、今津港、からそれぞれ船が出ています。私は長浜港発 9:00の連絡船で渡りました。約30分です。
カワウ被害で、島全体がみすぼらしくなって、見た目は神秘とロマンを感じにくくるかもわかりませんけど
約160段の石段を登って拝観する価値はありますよ
JRの三十三箇所スタンプラリーやら、県内6箇所めぐりのもあったりしますし、
この機会に、ぜひ、訪ねてみてくださいね~
参加しています(クリックしてね)↓