在来工法のお風呂とシステムバスの違いとは？

夏はシャワー派、リファイン草津ポコです。
こんにちは！。

先日お客様が、お風呂のリフォームのご相談に見えました。
昔ながらのタイル貼りのお風呂からシステムバスへのリフォームをご希望とのことでした。

タイル貼りのお風呂は、在来工法と呼ばれ、浴室回りに防水をした上で、タイルなどで床・壁を仕上げる工法のことで、自由度が高く、個人のこだわりが反映しやすいですが、断熱性能が低いため、冬場はとても寒く、結露で天井や窓が水滴だらけになることもあります。

本日は、この在来工法とシステムバスの違いをお伝えしたいと思います。

在来工法のお風呂とは？

昔ながらの方法で現場で一から作り上げる浴室です。木材やタイルなど、自然素材を使用することで、ヒノキのお風呂や大理石仕上げたお風呂も在来工法のお風呂になります。

在来工法の特徴：

デザインの自由度
在来工法のお風呂は、完全オーダーメイドで設計されるため、個々の要望に応じたカスタマイズが可能です。形状や素材、色など、細部にわたって自由に選べるため、個性を反映したユニークなバスルームを作り上げることができます。
素材の多様性
木材やタイル、石など、自然素材をふんだんに使用することができるため、高級感と自然の風合いを感じるバスルームを実現できます。特に、ヒノキなどの香り高い木材を使用することで、リラックス効果を高めることができます。
汚れやすく掃除に手間がかかる
タイルの目地は汚れが溜まりやすく、カビも生えてしまいます。掃除に手間がかかり、掃除の頻度を挙げなければなりません。
機能性が乏しい
システムバスならではの様々な機能性（汚れの落ちやすい素材や保温浴槽、節水シャワーや照明など）を選べる選択肢が限られます。

システムバスとは？

パナソニック　ビバス

システムバスは、工場で生産された部品を現場で組み立てる浴室です。部品の均一な品質と短い工期が魅力で、多くの現代住宅で採用されています。

システムバスの特徴：

施工のスピード
システムバスは、あらかじめ工場で生産されたユニットを現場で組み立てるため、施工期間が短縮されます。これにより、リフォームや新築工事の際に工期を大幅に短縮できるため、居住者にとって大きなメリットとなります。
メンテナンスの簡便さ
システムバスは、掃除がしやすく、メンテナンスが簡単です。防カビ・防水機能が高い素材を使用しているため、日常的な手入れも少なく済みます。これにより、長期間にわたって清潔で快適なバスルームを維持することができます。
コストパフォーマンス
工場での一貫生産により、品質が一定に保たれるため、コスト管理がしやすくなります。予算に合わせた選択肢が豊富で、比較的安価に高品質なバスルームを手に入れることができます。
浴室のお手入れが楽になる
浴室で厄介な、水垢、カビ、結露の発生、排水溝の掃除。これらの汚れがついてしまうと、きれいに落とすのに手間がかかりますが、システムバスにすることでお手入れが楽になります。最新のシステムバスの素材は、防水性、防汚性に優れ、浴槽や排水溝などの清掃が楽になる工夫が凝らされているのです。
断熱性・保温性に優れている
システムバスに使われる素材は防水性が高く、床、壁、天井などのつなぎ目が一体となっているのが特徴です。つなぎ目がないため、水漏れの可能性は低くなります。また、断熱性、保温性にも優れており、ヒートショックなど急激な温度差による身体への影響が少ないのでおすすめです。

在来工法とシステムバスには、それぞれ異なる魅力があります。

素材を活かした在来工法のお風呂は、個性と高級感を追求する方に最適です。
一方、機能性とコストパフォーマンスを重視するならば、システムバスが理想的な選択となるでしょう。
ライフスタイルや好みに合わせて、快適なバスライフを実現してくださいね。

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