こんにちは。リファイン守山のTomです。
12月に入り、雪が降ったりとさらにぐっと寒さが増してきましたね⛄
「前に広いウォークインクローゼットを作ったのに、なぜか使いにくい…」そんな声をたまに聞きます。実は、使いやすさは“広さ”よりも“設計”で決まることが多いです。
今回は、後悔しないための「使いやすいウォークインクローゼットをつくるポイント」をお伝えしていきます！
① 動線を意識した入口の位置がカギ
毎日の着替えなどの身支度、洗濯物の片付け…毎日のルーティン。
できれば、なるべくスムーズに早く済ませたいですよね✨
使いやすいウォークインクローゼットを作るには、「どこから入って、どこに出るか」の動線設計がとても重要です。
ウォークインクローゼット（WIC）は
・寝室＋WIC
・洋室＋WIC
・洗面脱衣室＋WIC
・リビング＋WIC
の場合が多いですが、おすすめは寝室＋WIC＋洗面脱衣室の両方から出入りできる“回遊動線”。
朝の身支度や夜の片づけがスムーズになり、動線が短いことで家事の時短にもつながります！
＼ポイント／ ドアを設置する場合は引き戸にすると出入りしやすくなります！
② 収納量より「取り出しやすさ」を優先する
たくさん収納できても、目的の服が取り出しにくいと意味がないですよね。
「量よりも、出し入れしやすい高さ・位置」にこだわってみましょう！
①ハンガーを使う衣類は肩の高さ（約120〜150cm）ぐらい
②バッグや帽子などは目線より少し上（約160〜170cm）ぐらい
③下着やTシャツなど“頻繁に使うもの”は低い位置（〜100cm）で引き出し収納を活用
出典：パナソニックカタログ
出典：パナソニックカタログ
③ ハンガーパイプと棚の高さバランスを整える
使いやすいウォークインクローゼットには、
「ハンガーパイプ」と「棚板」の高さバランスが大切です。
▪上段パイプ：ロングコートやワンピース用（高さ約160〜170cm）
▪下段パイプ：シャツやスカート用（高さ約100〜110cm）
▪棚板：バッグや帽子の収納スペース
2段パイプを組み合わせることで、収納量が約1.5倍にアップします。
家族の服の種類や身長に合わせてカスタマイズすると、ぐんと使いやすくなります。
出典：南海プライウッドカタログ
④ 照明と通気で快適さをキープ
意外と見落とされがちなのが、照明と通気。
クローゼット内は湿気がこもりやすく、暗いと服の色も分かりにくくなります。
＼おすすめ／ 消し忘れを防ぐ人感センサー
▪天井にダウンライト
▪棚下にLEDバーライト
▪換気扇や通気口を設ける（カビやニオイ対策に◎）
▪ミラー（コーディネートしやすい姿見が◎）
⑤ 家族構成に合わせたゾーニングを考える
家族みんなで使うウォークインクローゼットは、
「誰がどこを使うか」を明確にすることで片づけがラクになります。
たとえば、
▪右側：夫用（スーツ・シャツ・小物）
▪左側：妻用（ワンピース・バッグ）
▪中央棚：共有スペース（季節物や寝具）
使用頻度の低いものは上段へ、毎日使うものは取りやすい位置に。
ゾーニングを意識するだけで、自然と整理整頓が保てます。
出典：南海プライウッドカタログ
まとめ：ライフスタイルに合った“使いやすさ”をデザインしよう
使いやすいウォークインクローゼットとは、「あなたの暮らし方に合った設計」ができている収納です。
リフォームをお考えの際は、実際に「どんな順番で服を選ぶか」「誰が使うか」をシミュレーションして、ぜひ計画をたててみてください😊
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