暑中お見舞い申し上げます~
暑い日が続きますが、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?
もう、浴びるように?ビールが飲みたい、こうほう@まっちゃんです~
さて、ご報告が遅くなりましたが、今月の初旬、
社内研修旅行で、東北方面へ行ってまいりました~
行き先は、社長の一言で決まったのですが、
地震で被災した東北の現状を把握し、自分たちにできることとして、
少しでもお金を落としてくるという・・・
ささやかな支援ですが、行ってきました。
長いです・・・・
初日は、東北新幹線で盛岡まで。
「つなげよう日本」の文字が入ってます。
盛岡からバスで、「雨にもマケズ」で知られる、宮沢賢治記念館へ。
生い立ちを見てると、けっこう良家に生まれたんですね。
河童伝説で知られる遠野にも近いし、こういう環境が、
いろんな物語を生むんやな・・・と思ったり
その日は花巻温泉に宿泊
翌日は、世界遺産に選択されたばかりの平泉、中尊寺へ。
有名な、教科書でもおなじみの、金色堂です。
もちろん、中にあるホンモノは撮影できないんで、外からね
鉄筋コンクリートの覆い堂の中の、ガラス越しに金色堂はあります。
屋根瓦が木製で、柱も床もみんな金箔が施されてます。
めっちゃ、ピカピカ!!
柱には、それに螺鈿細工までしてあるから、
豪華この上ないものです
ここに、阿弥陀如来、勢至・観音、六地蔵、等が置いてあって、
これで、極楽浄土の世界を表しているんやそうです。
行きは、上の方までバスで行きましたが、帰りは、
月見坂という参詣道を下りました。
それがけっこうな勾配で・・・
次に向かったのは、日本三景の一つの、松島。
芭蕉が、「三里に灸するより、松島の月、まず心にかかりて」
と書いた、点在する島々の織りなす景色が美しい松島です。
この点在する島々が松島を津波から救ったと言われてます。
道中、国道45号千から見た光景を思うと、
松島は、穏やかでした。
平泉から気仙沼へ。
そこから南三陸町へと続く海岸線で見た光景は、
本当に言葉が出ませんでした
瓦礫の向こうに見える海が、あまりにキレイで、
かえって、気持ちがなえてしまったというか・・・
本当に、町の復興を、心から祈っています・・・
お天気も良くて、本当に絶景の松島です。
瑞巌寺まで行く時間はなかったので、五大堂から、
高速で、仙台に向かいました
途中で何カ所か、瓦礫を集積していた場所を見かけたけど、
仙台駅周辺は、何事もなかったかのように、
人々が行き交う都会で、にぎわいをみせていました。
でも、よく見ると、外壁のタイルが外れたのか、大きなホテルなど、
養生ネットを張っているところがいくつかありましたね。
やはり、地震の被害はこのあたりもあったようです。
帰りは、飛行機
仙台空港といえば、あの津波で水没したのを、
大きく報道されたところです。
でも、震災後、約1ヶ月で復旧しましたね。
といっても、暫定使用の状況のようですが。
仙台市内から15分でいけたというアクセス、
モノレールのようなものが走ってたらしいけど、
被害を受けて、まったく復旧の見通しも立ってないようです。
なので代行バスで、30分ほどかかったかな。
仙台駅から空港まで、海に近づくにつれ、
津波の被害にあった風景が見えてきます。
緑がまぶしいくらいの田んぼも・・・よく見ると、ところどころに、
瓦礫や放置されたままの車が見えるんですね・・・
緑色は稲ではなく、雑草のようです。
空港の周辺も、まだまだ被害の跡が残っていました。
ターミナルビルも、床を磨き、壁にはキレイな化粧ボードを張って、
一階フロアに必要最低限のものをつくった、という感じです。
(建築部長がいろいろ、説明してくれました~)
電光掲示板の代わりに、紙にプリントされたものが使われてたり、
搭乗券も、簡易で作ったような、あっさりしたものでしたね。
お茶とか、名産品が少し置かれたワゴンコーナーはあったけど、
売店も喫茶店も、なんにもありません。
搭乗するのも、1階フロアしか使えないらしく、
待合室からそのまま外に出て、タラップから乗りました
もちろん、臨時便で運行してるんやそうです。
あれから4ヶ月。
今回の旅で、いろんなことを学んだ気がします。
被災地の写真も撮ってきましたが、映っているものは、
あの景色の一部分を切り取っただけのものに過ぎない、
と思います。本当を、伝えきれないですね。
フツウに暮らせていること、
家族がいることに、感謝したいですね・・・・
三陸の、瓦礫の向こうに見える、キレイな青い海。
高速道路の沿線に広がる、美しい緑の田畑
夏の東北で見た光景は、忘れられへんと思います
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