朝夕が涼しくなりましたね~
一気に、秋の気配でしょうか・・・
でも、まだまだビールがおいしい、こうほう@まっちゃんです~
先日、ダンナの休みに合わせて、金沢まで行ってきました。
金沢といえば「兼六園」が有名ですが、これは、
加賀百万石の前田のお殿様がお城のそばに作ったお庭ですね。
そのお庭の有名さに比べると、お城のほうは地味ですね。
遺構が残るものの、お城の象徴でもある天守は残っていません。
江戸初期に焼失したまま、再建されることがなかったんですね。
第二次大戦後、城跡には金沢大学が建っていたのですが、
1995年に移転し、その後公園として整備されてきました。
発掘調査や復元が進み、2008年に国の史跡として指定されました。
→ こちら
これは2001年に3年以上の月日をかけて復元された、「五十間長屋」。
武器等を保管する倉庫と城壁の機能とを兼ね備えた2階建ての建物です。
戦の際に二ノ丸を守るための施設で、石落しや鉄砲狭間となる格子窓、
白塗漆喰壁や海鼠壁などが復元されています。
長~い、廊下のような長屋内。
復元される様子を模様をモニターで見せてくれます。
伝統的な木造軸組工法ですが、天井板が貼ってないので、
大きな松の木の梁など、その木組みがそのまま見られます。
木組みの様子も紹介されています。
組み立てる前ですね。
複雑な組み合わせ方になっていますね~
組み立てた後です。
木と木は、鉄のクギやボルトで留めるのではなく、
木材に「仕口」や「継ぎ手」、あるいは「ほぞ」や
「ほぞ穴」と呼ばれる凹凸を造って組み合わせ、
木で作ったクサビを打って外れないようにしてあるそうです。
大きな建物でしょ!
明治以降に建てられた木造城郭建築物としては、
全国最大規模になるらしいです。
ちなみに、「木造軸組工法」は、日本古来の柱と梁(はり)があり、
それに、土壁と貫(ぬき)という柱と柱を繋ぐ横木を組み合わせた
「耐力壁」によって構成されていて、地震に対しても、
きわめて丈夫な構造になっているそうです。
まだまだ、これからも復元されていくようですよ。
石垣や、お堀跡など、見所もいろいろあります。
兼六園だけでなく、金沢城跡公園、また、行ってみてくださいね。
さてさて、次回の、イベントもぼちぼち準備してますよ~。
10月2日(土)・3日(日)
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