寒い日が続きますね~ icon04
今さらですが、明けましておめでとうございます。
肉じゅばん着て?寒さを乗り切ってる、こうほう@まっちゃんです~face02
さて、今日は、15年前、あの阪神・淡路大震災があった日です。
関西在住やし、神戸に親戚もあるし、あの「揺れ」を感じたし、
私にとっては、阪神・淡路大震災はやはり身近な災害です。
あの瓦礫の街の様相は、本当にショックでしたし、
その後の京阪神の混乱は、沿線のこののあたりにも影響がありました。
毎年、思い出しますね。
建築の現場でいうと、あの震災以来、
より耐震性のある建て方になっているのはいうまでもありません。
瓦の葺き方も、土を使わない軽量な葺き方になっていますよ。
そんな中で注目されるのは、京都や奈良、滋賀にもあるけれど、
伝統的建造物がちゃんと残っていることですね。
三重塔、五重塔が、耐震性の高い建物というのをご存知ですか?
いわゆる、「柔構造」の理論が用いられてて、これは、
近年の、日本はもちろん世界の超高層建築に
採用されている理論なんやそうですよ~

これは、湖南市にある常楽寺の三重の塔です(2008年11月撮影)
室町時代の建立で、国宝です。
心柱と呼ばれる柱が塔の中心にありますが、
それが各層を支えるような役割はせず、各層の柱や梁から独立して
地面から真っ直ぐに立っているそうです。
各層はそれぞれ下の層の上にのっかっていて、
地震や台風で揺れても、各層がそれぞれ別々に揺れてるんですね。

これは、近江八幡市にある長命寺の三重の塔です(2008年8月撮影)
安土桃山時代に建立の、国の重要文化財。
塔の耐震性は、工学的には解明されていないらしいけど、
心柱が独立していて他の構造体と接していないという構造が、
地震の揺れを吸収して建物を守っているようです。
要は、きっちり、しっかり、くっついているのではなくて、
「遊び」とか、「余裕」とか、そういうものがあるから倒れない、
ということのようですね kao01 
はは~ん kao05 
人間も同じちゃいます~?
しっかり、きっちりは、しんどいですよ。
心に余裕がないと、揺れを吸収する力が出てきませんわ face02
たとえ、給料が減っても kao11
たとえ、生活が苦しくなっても kao08
心に余裕を・・・
・・・持てへんわっ kao03
先人の知恵はすばらしいねんけどね・・・
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