Case.113　受け継がれた大黒柱が見守る、家族が集う家

ー　リビング　ー

ご希望の間取りや、お悩みの隙間風・においを改善するため、
スケルトン (※) にしてイチから間取りを作りました。
（※スケルトンリフォーム：スケルトン＝骨組み。床、壁、天井をすべて取り払って、躯体のみの状態にし間取りから造り直すリフォーム。）

これまでは床にワックスをかけておられましたが、ベリティスフロアはから拭きするだけでお手入れができるので、掃除がラクになりました。
（床：Panasonic ベリティスフロアW）

扉を開けると開放感のある広いＬＤＫ空間に。

リビング＋小上がりの和室

－　和室　－

リビングの一角には掘りごたつのある和室。
少しの段差を付け小上がりにすることで異空間を作り、
“くつろぐ場”が生まれました。
スリッパを脱いで上がる、というＩ様が持たれる和室の感覚も
小上がりで実現することができました。

こだわりは大黒柱と床柱。
先代から伝わる歴史ある木を取り入れました。

掘りごたつのある小上がりの和室

ー　ダイニング ＆ キッチン　ー

北側にあったキッチンは壁付けタイプで、窓もなく手暗がりだった。また、キッチンからダイニングまでの動線が遠く、料理を運んだり片づけたりすることが毎日大変…。とお悩みでした。
壁付けだったキッチンをＩ型タイプに変更。明るく開放感のあるキッチンになり、動線もスムーズになりました。家族の気配や窓の外の景色など、動きを感じながら料理ができるようになり、気分的に良くなった♪と喜んでいただきました。

雨漏れの原因だった天窓は撤去し、天井をフラットに。
「前はレンジまわりとかの掃除が大変だったけど、今は毎日ささっと拭けばいいので、掃除がラクになり“大掃除”という概念がなくなりそうです♪」と奥様。

（建具：Panasonic ベリティス）

キッチンはガスからIHに。
ビルトインタイプの食洗機に変更され、料理スペースが広くなりました。
（システムキッチン：Panasonic Lクラスキッチン）

ー　洗面脱衣室 ＆ 浴室　ー

可動棚で大容量の収納スペースを作りました。

洗面化粧台
TOTO エスクア LSシリーズ

システムバス
TOTO サザナHTシリーズ 1616サイズ

 

ー　物干しスペース　ー

物干しスペース兼廊下はベランダへの通り道。
洗面脱衣室と隣接する部屋に物干しスペースを作り、洗濯の家事動線もスムーズになりました。

ー　トイレ　ー

タイル貼りだったトイレは、床をフラットにしてバリアフリーに。
ホワイトで統一され、アクセントウォールに調湿・消臭効果のあるエコカラットを取り入れました。清潔感のある上品な空間になりました。
（トイレ：TOTO 一体型便器ネオレスト）

ー　洋室　―

大きいサイズのエコカラットタイルで壁面をデザイン。

これまでは納戸に全ての荷物を入れておられ、溜まる一方で整理ができなくなっていた。と悩まれていました。
収納スペースを各部屋に一つずつ設け、収納場所を分散。収納する場所と使う場所を一緒にすることで整理整頓もスムーズに。奥行のある納戸は使いにくかったため、奥行を60～70cmにして荷物を出し入れしやすいように工夫しています。

ー　玄関 ＆ ホール　ー

ホールはＬ字デザインで開放感のある玄関に。

階段の上部には室内窓を取り付け
リビングまで自然に光が届くように工夫。

シューズボックスは収納の自由度が広がる可動棚に変更しました。

スケルトンリフォームで叶えた
受け継がれた大黒柱が見守る、家族が集う家。

───リフォームのきっかけを教えてください。
一番のきっかけは、３人の子どもたちが結婚をして子どもが生まれたことです。
家族みんなでこの家に遊びに来てもらうには、各自が寝れる場所が必要でした。
また、家族が集まってくつろいでもらう場所や、気になるにおいや隙間風も解消したいと思い、リフォームしたいね。という話しになりました。

───リフォーム会社選定の決め手は何ですか？
様々な会社に声をかけて、リフォームの相談をしていましたが、納得のいくものに出会うことができていませんでした。
そんなとき、たまたまパナソニックの紹介サービスを出してみたところ、リファインさんを紹介してもらいました。
リファインの担当の方と会話を重ねるたびに誠意的に接していただいたことが印象的で、安心して頼めると感じました。
不可能だと思っていたことも、可能な限り塗りつぶして可能にしてくれました。
リファインさんに頼んでよかったな、と思います。

───リフォーム後の暮らしはいかがですか？
隙間風を解消してもらい、断熱材を二重にしてもらったことで朝起きて寒っ。ということがなくなりました。
また、以前は子どもたちが寝泊まりできる場所や、くつろぐところがなかったけれど、今年はここで泊まる。と言ってくれているので、ゆっくりくつろいでもらおうと思っています。楽しみです♪快適に過ごせる家になり、身近にいてくれるようになったらいいな。と思います。

───打ち合わせで印象に残っていることはありますか？
寒くなる前にリフォーム工事を完成させたい、という事を決めていたので、年内にリフォームができるか相談させてもらいました。予定通り、年内に新しい住まいに帰って来ることができて嬉しかったです。

和室の柱は、10年以上前にもともと住んでいた家を解体したときに取っておいた、ケヤキの大黒柱です。先代が残してくれた木で、家をリフォームしたりするときに使いたいと思い残しておきました。
その木を家の大黒柱として和室の柱に取り入れてくださいました。木は古材なのでキズもあり、すべてを使うことはできませんでしたが、大工さんが表面を削って綺麗に磨いてくださいました。
また、和室の床柱にこのイチイの木を使いませんか？と提案もしてくださいました。本物の木を使うことで飽きの来ない和室になり、気に入っています。
ただリフォームをして新しくなったのではなく、我が家にも歴史があることを子どもたちに伝えることもできるのではないかと思っています。

 
リファイン守山：担当コーディネーターより

ご希望されていた部屋数を設け、さらに一か所にまとまっていた収納スペースは各部屋に分けて設置し、生活動線もスムーズになるように工夫しました。
天気の良い日はベランダに洗濯物を干されるとのことでしたので、ベランダへの動線も考え、物干しスペースをご提案しました。
家事がしやすいようにドアは引き戸に。洗濯や掃除の家事がラクになったと喜んでいただきました。

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