Case.105　二世帯が使いやすい築50年の和風住宅

ー　ＬＤＫ　―

20年間使用されていた水廻り設備が
次々と故障し始めたことがきっかけでリフォーム工事を決意。
おばあ様の介護をご自宅でされていた時、不便に感じていたことなども
改善したいとのことで、間取り変更も行いました。

壁面にあった吊戸棚を撤去したことで、
圧迫感が解消され開放感が生まれました。

キッチン前には夫婦二人で食事ができるようカウンターを設置。
お孫さんが来られた際は勉強机として使われているそう。

お手持ちのパソコンデスクも
カウンターの横にぴったり収まりました。

ー　キッチン　―

キッチンの色はさわやかなオリーブグリーンで空間にアクセント。
（Panasonic キッチン ラクシーナ）

壁付けのＬ型キッチンから対面キッチンへ。
明るくなったリビングの様子やテレビを見ながら料理が出来るようになりました。

キッチン後ろには勝手口へと続く扉を新しく設置。
ホールを通らずに勝手口から直接LDKへ行き来できるようになり、
買い物やゴミ出しなど毎日の家事動線がスムーズに。

－浴室－

浴室の窓は手が届きにくく、開けにくい位置にあったため大変だった。
窓を活用するため浴槽の位置を変更しました。

－洗面室＆脱衣室－

家族が入浴中、洗面台で手を洗えないのが不便だった。
お風呂へ入っている人も、洗面台を使いたい人も、
気を遣わずに使えるようにしたいとのご希望で、間取りを変え
洗面室・脱衣室をつくりました。

室内干しができるように白色のアイアンパイプを設置。
暖房・乾燥・換気機能のついている器具を設置し、
雨の日の服を乾かす時や、冬場のヒートショック対策に
最適な空間になりました。

洗面台を独立させたので
来客にも気軽に手洗いを勧められるようになりました。
（Panasonic 洗面ドレッシング　シーライン (C-Line)）

－車椅子動線－

洗面・脱衣室には車椅子で入れるようにしたいとの希望で、
扉の開口を大きく取りスムーズに車椅子が通れる空間に。
ドアは車椅子が通れるオーダー品。

－トイレ－

（Panasonic アラウーノ／小便器：リクシル）

小便器は下までついているタイプでしたが、
少し浮かせて掃除がしやすいように。
将来のことも考え、入口の近くに手すりも設置しました。

介護で車椅子が必要になったとき、
子どもがこの家で暮らすことになったとき、
快適に暮らせる家に。

面識のない業者にお願いすることになり最初は不安でしたが、担当者・工務・コーディネーターの皆さんの連携も良く、不安から安心へと気持ちが軽くなっていきました。急なプラン変更にも速やかに対策を考えていただき、チームワークの良さを感じました。これからの生活を考えてリフォームを行い、工事の出来栄えも満足しています。まだ使い慣れていないところも、都度工夫をして使用させていただきます。

 
リファイン草津より

現地調査で取れない柱を確認しました。その上でお客様のご希望であった「対面キッチンにしたい」「洗面所を広げたい」という願いをどう形にするかを考えました。
さらに車椅子が通る開口幅や、扉の位置を考慮しながら間取りを工夫しました。
今だけでなく、将来も快適に過ごせるように。ライフスタイルの変化に対応できるリフォームになりました。

-戸建, 施工ギャラリー