Case.124　今をみつめる、一階完結型住宅リフォーム

住宅兼事務所として建てられた築23年の建物。2階に事務所、1階をプライベート空間として生活されていました。
仕事も落ち着き、ご夫婦お二人のこれからの住まいとして1階だけで生活が完結できるようリフォーム。快適に暮らせる回遊動線や収納計画・断熱性能にこだわりました。

［ after図面 ］

―　リビングダイニング　―

［ before ］1階の寝室・プライベート空間の和室

［ before ］

［ after ］元々和室だった空間をLDKへ

―　キッチン　―

元々2階にあったキッチンを撤去し1階に新設することで生活空間を1階に集約しました。

カップボードの後ろの壁は目線の高さまで下げ、圧迫感を感じさせない工夫

以前は足りていなかった収納を充実させました

回遊動線とバリアフリーを取り入れて計画。奥の寝室へもバリアフリーで安心に生活できます。

－ 和室（主寝室） －

元々車庫だった空間を和室の主寝室へとリフォーム。車庫の床を上げて床・壁へ断熱材を仕込みました。快適な寝室へと生まれ変わりました。

［ before ］元々倉庫だった場所

［ before ］

壁の中・畳の下に断熱材を入れ、断熱窓も新設。

メインルームとなる和室への移動が楽になる回遊動線。和室からキッチン、和室からトイレ、和室から玄関、など、各所への最短の生活動線を確保しました。

［ before ］外観

［ after ］倉庫のシャッターを断熱窓へ変更。元の壁と違和感のない外壁材を貼り、塗装で仕上げました。

－ 玄関ホール・廊下 －

玄関框（段差）部分に大容量の玄関収納を設置しました。反対側に手すりも設置。靴の出し入れがしやすく、使いやすい玄関になりました。

［ before ］玄関ホール

［ after ］玄関ホール

－ トイレ・洗面脱衣室 －

［ before ］入口が開き戸だったトイレ

［ after ］トイレの入り口扉の位置を変更し、引き戸へ。広いホール側に入口が出来たことで出入りのストレスも無くなりました。

［ before ］

［ after ］洗面台もサイド収納付きに入れ替えました。

－ ２階 洋室 －

2階は子ども世帯が使えるゲストルームへと生まれ変わりました。

［ before ］事務所として使用されていました

［ before ］元々は2階にあったキッチン

［ after ］広々したゲストルームになりました。

クローゼットの中に、ゲスト用の布団収納も用意しました。

リファイン近江八幡：担当より

コーディネーター：和室の広さの優先順位が高く、1番に決められたため、LDKのプランを何パターンかご提案しました。はじめは対面キッチンがご希望でしたが、生活空間が狭くなること・動線が長くなる等の問題点がありました。中でも収納量の確保は優先度が高かったため、広さ・動線・収納量を優先させた壁付けキッチンのLDKをご提案し、これからも長く快適に暮らしていけるLDK空間を叶えました。

プラン・施工担当：M様邸はテクノストラクチャー構造でしっかりとした構造でしたので、現在の筋交い・柱の本数を減らさないようにし、1階で過ごしても安心な住まいを目指しました。

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