VOL.12 決め手は「テーマを決める」建替え・新築編
2024/04/09
大掛かりなリフォームと、建替えの両方の利点を比べ検討したうえで、建替え・新築を選択されたお客さまは、たくさんの要望と、お好みの家のイメージを持って打ち合わせに来られます。
その思いを、整理して形にするのが私たちの仕事です。まず、最初にお話させていただくのは、「家のテーマを決める」ことです。
今回のご相談は、Mさん。
50代の夫婦と、成人した子ども二人の4人家族。
一戸建てにお住まいです。
ご主人が「シンプルで都会的な家にしたい」、奥さまが、「カントリー調の暖か味のある家にしたい」、という異なるイメージ(テーマ)をお持ちの場合は、なかなか「家」造りが進みません。
家族全員がよく話し合い、まず、わが家のテーマを決めてください。そのテーマに沿って、屋根、サッシ、外壁といった外部、キッチン、浴室、住宅設備、内装の壁・床・天井などを選んでいくと、まとまった「家」造りができると思います。
手持ちの家具を使う場合、イメージするテーマと異なる場合もあります。そんなときは、家具に合わせて床材を張り分けたり、段差をつけるなどで、その部分だけ、雰囲気の異なる空間にする方法もあります。
具体的な例をあげてみましょう。
「シンプルで都会的な家」にしたいなら、カラーはグレー、黒、白、紺といった、冷たさとシャープなイメージを連想させる色を選び、素材は、キッチンでいえば、木製の扉より、鏡面扉やステンレス製、といったように、木質のものより金属的なものを選ぶと良いでしょう。小物類も、ガラスや針金細工など無機質なものも、都会的なイメージになります。
暖かみのある、「ナチュラルモダン」をテーマにした施工例をご紹介しましょう
コントラストのあるモダンさよりも、暖色を入れたやさしい色合いでまとめています。ダイニングキッチンは水に強い大理石調柄の木質床材、リビングは落ち着いた木質調と、幾何学的に色分けしています。新しい家を造る場合は、あふれる情報の中で、あれもこれもと希望がふくらんでしまうのはよくあることです。
どんな家にしたいか、テーマを明確にすることでおのずと必要なものが選択されていきます。そのうえで、手持ちの家具や小物類などが融合させられるよう工夫すれば、個性的で、バランスがとれた、統一感のある家ができると思います。
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