VOL.4 決め手は「動線」キッチン編(配置)
2024/04/09
キッチンの配置にはいろいろなパターンがあります。
壁に向かうキッチンとダイニングスペースに向かって調理をする対面式キッチン。また形状によって、シンク、調理台、コンロが一列に並んだI型キッチン。二列に並ぶⅡ型キッチン。コーナーを利用するL型キッチン。島のように独立したアイランド型キッチンなどがあります。
理想のキッチンを造るには、家族がどう使うか、どう動くか、あなたのライフスタイルに合わせて、最適なキッチンの配置を選びましょう。
キッチンの形状は、天板の形状により、Ⅰ型、Ⅱ型、L型、アイランド型などに分けられます。
使い勝手の良いキッチンは、冷蔵庫→シンク→調理台→コンロ→食器棚→作業台(盛り付け)までの一連の作業が効率よくできることですが、キッチンの配置、レイアウトを考えるときは、そこに続くDK(ダイニング・リビング)までとらえて考えることが大切です。キッチンを使う人を含め、家族の動線が、キッチンの配置の決め手となるのです。最近、希望されるお客様が多い対面式のキッチンの事例をご紹介しましょう。
築30年以上の住宅では各部屋が細かく仕切られていることが多く、T様邸の場合も、DK(ダイニングキッチン)の隣にある、壁で仕切られた部屋をリビングとして使っておられました。
新しい家族ができ、将来を考えると、リビングが壁で仕切られていることが使いづらいものとなっていました。
壁を取って広いLDKをご提案。
どうしても残さなければいけない柱が邪魔にならないよう、それを利用して収納庫やテーブルを造りつける方法もご提案しました。
リビングをワンルームとして取り込み、対面式キッチンを配置したT様邸の、広いLDKにリフォーム。
対面式キッチンは家族とコミュニケーションがとりやすいのですが、この場合、ある程度の広さが必要となります。
T様邸と違ってリビングスペースが確保できないDKの場合は、リビングとダイニングを一つの空間として考え、ダイニングとの仕切りにカウンター付きの収納ユニットを設置し、それを作業台として活用することで対面式を実現します。カウンターに続けてテーブルセットを置けば、リビングを兼ねた、ゆったりとしたダイニングになります。
キッチンという小さなスペースだけを見るのではなく、LDKという大きな空間で、家族全員がどう動いているかを考えてください。
使い勝手の良いキッチンは家族のためのものです。
みんなが心地よく過ごせる空間づくりが、キッチンスタイルの最大のポイントです。
次回は、「キッチン編(設備)」です。
お楽しみに~
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