Case 46 耐震補強で安心安全な住まいの実現
2018/01/30
築約50年の木造住宅。
過去に増改築をしてから25年が経過。
平屋建ての住まいを2階建てにしたこともあり、
建て付けや建物のゆがみ、強度に不安を感じていたY様。
市の耐震検査なども受けられ、いざリフォームというタイミングで、相談に来られました。
また、ダイニングキッチンが狭く、
奥様が家事動線にストレスを感じていたので、
耐震対策と同時に経年劣化したキッチンを入れ替え、
動線をスムーズにしたいと思っておられました。
木耐協の一般耐震技術認定者の資格を持つスタッフが対応。
耐震補強は、主に構造用合板を使うことで耐力壁を増やし、
建物の耐震性を高めました。
従来の壁に使われていた筋交いが細かったので、
金物と構造用合板で補強しました。
工事範囲外だった和室は、内装をさわらずに、
押入れ内を構造用合板で補強。
土葺きの日本瓦の屋根は、耐震上「非常に重い建物」になるので、
2階の増改築の時に葺いた瓦を残して、古い瓦は軽量の瓦に葺き替え、
その際、バラバラだった瓦の色も統一しました。
建具で仕切られていた和室とリビングの間には、
建具を少なくして、耐力壁を設置。
和室から続く縁側があったリビングは、
採光が充分ではなく暗かったので、
縁側をなくして、断熱 効果のある内窓を設置。
広々とした、明るいリビング空間になりました。
従来のダイニングキッチンは、
勝手口や洗濯機のある洗面所への通路+ダイニングとしても使われていることから狭さを感じていた奥様。
対面式にすべきか悩まれましたが、
従来のキッチンの位置が窓側で明るいということもあり、
キッチンの位置を替えずに機器を入れ替えました。
キッチンを目立たせるため、床と壁は薄い色で仕上げ、
ドアは他の部屋のアクセントになるようチェリー色を採用。
奥様お気に入りのシステムキッチンに合わせて、
収納力のある、同じ色のカップボードを設置。
ダイニングテーブルをキッチンに隣接する洋室に移動。
キッチンが広くなり、家事動線のストレスを解消しました。
増改築の名残りで、玄関ホールの壁がプリント合板、
廊下は和調の真壁と、壁の種類もバラバラだったY邸。
玄関ホール、廊下の壁とも下地から直し、どちらも
同じクロスを貼って、統一感のある空間にし、
床はバリアフリーに仕上げました。
施主様より
耐震について、丁寧に説明していただけたので理解できました。
住みながらの工事ですが、工程表をいただいたので、
工事内容がイメージしやすく、こちらの生活の予定も立てやすかったですね。
狭くて動線にストレスがあったキッチンは、
収納力がアップして広々としたキッチンになりました。
こちらの話をしっかり聞いてくださったのも良かったです。
担当:担当スタッフより
話をよくお聞きし、工事についても丁寧に説明させていただきました。
過去に増築を何度かされていたので、屋根の瓦は色や種類がバラバラでしたが、
使えるものは残したいというご希望もあり、一番古い瓦の部分だけを葺き替えました。
耐震補強では、バランスを考えて、工事範囲外の部屋も施工しました。
床のバリアフリー、開閉が静かなドアの設置なども、
気に入っていただけたようで、良かったです。
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